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投打の主役揃い踏みで後半完封スタート
後半戦最初のカードは2位のDeNAを甲子園に迎えた。圧倒的首位に立つチームは投打に力を発揮する。猛虎打線が幸先良く先制点を奪った。
打線は初回2死1塁から佐藤輝の打ち上げた打球が風に流され野手の間にポトリ。ラッキーな安打で1、3塁とチャンスを広げると大山がセンター前に弾き返す。難敵、DeNA先発ケイの立ち上がりを叩いた。
「得点を取るだけでしたし、ケイ投手を右バッターが中々打ててなかったので何とか1本と思って打席に入りました。落ちてくれしかなかったです」
先発の才木は力強い球を投げ込みDeNA打線に仕事をさせない。ストレートで押し込み三振とゴロによるアウトを重ねた。4回には三遊間への打球を小幡が逆シングルでさばく。技術と強肩の合わせ技で才木を援護した。投球も守備も隙がなく才木は5回まで2安打無失点。6つの三振を奪いながら球数は69球とテンポも良かった。
1-0の6回に2死3塁からDeNAの牧に大飛球を打たれたがセンター近本の守備範囲。フェンス手前で打球をグラブに収めた。牧ほどの打者であっても広い甲子園で本塁打を打つことは難しい。ただしこの男だけは例外だ。その裏に佐藤輝がいかつい一発をライトスタンドに叩き込む。浜風をものともしない今季26号アーチでリードを2点に広げた。
「強いスイングで積極的に仕掛けると意識して打席に入りました。行ったかなと思ったんですけど、一応走りました」
8回まで4安打無四球と好投していた才木はスタンドからの才木コールに背中を押され9回のマウンドへ。最終回でも球威は衰えない。ラストボールは151キロのストレートでセカンドゴロに打ち取り見事な完封勝利を挙げた。
「今年ずっと不甲斐ないピッチングばっかりしていたので、無四球も良かったですし三振取りながら味方に点を取ってもらったところしっかり0で切れて良かったと思います。後半スタートを任されたので絶対やったるぞという気持ちでいけたのですごく良いスタートが切れたと思います」
リリーフ陣は休養十分で明日の先発は最強左腕の高橋。分厚い投手陣が貯金20を狙う。